例年のBIPは起業・会社設立体験や商品開発を中心としておりましたが、今年度は趣向を変え、『キャリア教育×郷土愛』の総合演習を盛り込んだカリキュラムを企画しております。その第一弾として、令和6年6月30日(日) に情報リテラシーセミナー「知って得するネットの話」を開催しました。
梶原幹人さん((株)クレヨンネット代表取締役)を講師としてお招きし、小学5年生から中学3年生の子どもと保護者を対象に、ネットに潜むトラブルやキャリアの魅力についてお話しいただきました。
トラブルの話では、子どもに対し「『ネットは世界につながっている』、『画面の向こうに相手がいること』を意識して一歩下がったコミュニケーションをしよう」と伝え、「何かトラブルに巻き込まれたときは相談しよう、大人はみんな“失敗の経験者”だから話を聞いてくれる、怒られるかもしれないけど“世界が終わってしまう”ようなことはないから深刻に考えないで」との呼び掛けが印象的でした。
これからのキャリアのためとして、ネットと様々な仕事との関わりを話していただき、どんな仕事でもネットやICTが結びついていることを学びました。
普段から親子でネットの話をして、ネットトラブル防止の第一歩として親子の信頼関係を深めることが大切、との話もいただき、子どもも大人も勉強になるセミナーになりました。
ネットは『大人が際限なく使う仕組みで溢れている』ので(梶原さんより)、親子でコミュニケーションをとって気をつけながら役立てたいですね。
講師を務めていただいた梶原さん、ご多用の中ご参加いただいた多くの皆さま、そしてセミナーを設営してくれた育成委員会の皆さん、貴重な学びの場をありがとうございました!